「カワラヨモギ」との出会い

私が初めて「カワラヨモギ」の効果について知ったのは、20年ほど前の看護の学会の発表でした。
高齢者の多い病棟では、皮膚が乾燥するための老人性掻痒症(かゆみ)で眠れない高齢者の方からのナースコールが多く、夜間の看護体制では対応しきれないことがあります。そこで、「カワラヨモギ」のエキスの入ったローションを作り、夜の検温時に入院されている方々に塗布したところ、かゆみのために目が覚めることが少なくなり夜中のナースコールが激減し、塗布しなかった夜はナースコールが多くなった。という内容でした。
「カワラヨモギ」の鎮掻(かゆみをおさえる)効果を知り、何かの折に役立てたいと思っていました。
母乳育児相談で開業して、皮膚トラブルのために激しく泣く赤ちゃんが少なくないことを知りました。そこで、「カワラヨモギ」のエキスの製品をお勧めするようになりました。すると、多くの赤ちゃんの皮膚トラブルが軽減し、機嫌の良い時間が増えたと、使用された方々に喜んでいただけました。

赤ちゃんの皮膚トラブルへの「かわらよもぎ」の効果を実感

全身の乳児湿疹がひどく、顔に引っかき傷のある赤ちゃんに出会いました。病院から処方された薬を 塗っても治らないので、引っかき傷ができないようにと、赤ちゃんに手袋をされていました。しかし、赤ちゃんはあまりの痒さに寝返りをして、うつ伏せになり、布団に顔をこすりつけて掻くのです。そのためシーツが血で汚れていました。
アルテナチュラルを試して頂いたところ、2〜3日で湿疹が目立たなくなり、うつ伏せになって掻くのを止めていました。アルテナチュラルは頻回に塗っても安心なので、「痒そうなそぶりを見せるとすぐに塗る」を繰り返すと、掻かないので早くきれいに治ります。
アルテナチュラルは、ステロイドとは違い赤ちゃんにも安心して使えるクリームです。また、臭いや使用感も良く、お使いいただいた方に喜ばれています。

アルテナチュラル使用事例

アルテナチュラルを塗る前(生後27日)

Aさんは、赤ちゃん(生後27日)が激しく泣くため母乳が不足かと心配で相談に来られました。
マッサージをした結果、母乳は十分足りており、赤ちゃんの泣きの原因は別にあると考えられました。
「一週間ほど前より湿疹ができ始め、激しく泣き、眠りが浅く寝ながらもうなっている」 とのこと。早速泣いている赤ちゃんの湿疹部を指の腹で掻くようにマッサージすると、うっとりとして寝始めました。
赤ちゃんは湿疹を痒いと感じていることが想像できました。赤ちゃんの泣きの原因は、母乳不足ではなく湿疹であると判断しました。

そのため、母親に次のように赤ちゃんのお肌のトラブル解消方法をお話しました。

  1. よもぎ石鹸をよく泡立てて、上(頭)から順に全身(特に湿疹のある部位)を泡で洗い、シャワーで流す。
    このようによもぎ石鹸とシャワーで洗い流すことを2度繰り返す。湿疹のひどいときは一日2回行う。
  2. タオルドライ後、すぐにアルテナチュラルを塗布し保湿をする。
  3. アルテナチュラルはステロイドが入っていないので、何度塗っても大丈夫。機嫌が悪くなったら日に何度か塗布する。
アルテナチュラルを塗布後1週間(生後34日)

発赤や湿疹が、軽減し始める。
「一ヶ月健診の時、医師に『赤ちゃんの湿疹は痒くないので大丈夫。大したことないので放置していても大丈夫』と言われた、しかし、痒がっていると思い石鹸で洗いアルテナチュラルを塗り続けたら、だんだん皮膚の赤みや湿疹がましになってきました」と嬉しそうに話される。

アルテナチュラル塗布後2週間(生後44日)

「湿疹がほとんど目立たなくなったら、うなることもなくなり、泣くのがましになりました。そして、眠りが深くなりました」とママから報告がありました。
湿疹があったときには、赤ちゃんだけでなくママも辛かったようで、赤ちゃんの湿疹が治るとママの表情も明るくなっていました。 汗疹や湿疹がある赤ちゃんに出会うと、私はこの方法をお勧めしています。たいていの湿疹や汗疹であれば2〜3日で軽減します。
よもぎ石鹸は刺激が少なく赤ちゃんが嫌がることが少ないです。また、「カワラヨモギエキス」を配合したアルテナチュラルは、かゆみを抑える効果があり、アルテナチュラルを塗ると掻かなくなります。
経過

そして、赤ちゃんからパパママ家族皆さんへ

こうして、赤ちゃんの皮膚トラブルが見る見る軽減するので、お母様は化粧の下地にお父様は髭剃り後にと、ご家族揃って使用されていることが多いと伺っています。 また、使用の用途も、汗疹・オムツかぶれ・虫刺され・火傷・乳頭亀裂・乳房乳頭カンジダ(白癬菌)、水虫、日焼け後のケア・主婦湿疹などどんどん用途が広がっていくとも話されていました。 塗り心地が良いので、まだ言葉を上手に話せないお子様も、日に何度もアルテナチュラルを持ってきて、「クリームを塗って」と言っているかのように、お母様に手渡されるようです。

蕁麻疹にも…

私もまた、どこに行くのにもアルテナチュラルを鞄の中に入れています。手術のため入院したときも持参し、麻酔による蕁麻疹で全身が痒くなったときに使用しました。 また、最近日焼け止めのクリームが体に合わなくなりました。日焼け止めを塗った顔や手に ミミズ腫れが出現し、激しいかゆみがでました。すぐに、日焼け止めを洗い流し、アルテナチュラルを塗って治まることを経験しました。 アルテナチュラルは少量でも伸びが良く香りも気に入っており、お風呂上りのナイトクリームとして、冬は乾燥した手足に 夏は日焼け後のお手入れとして使用しています。自分が毎日使って、良さを実感しているので、安心して皆さんにお勧めしています。

私たちも使っています!「アルテナチュラル」&「アルテクリーム」。

アルテナチュラルとアルテクリームの違い

両クリームともカワラヨモギを使用している同効果の期待できるナチュラルなクリームですが、アルテナチュラルの配合成分は、よりナチュラルなものをコンセプトにしております。保湿成分としてヒアルロン酸Na、抗菌作用のある自然の生薬丁子(チョウジ)エキスを採用させていただき、使い心地としては「アルテナチュラル」の方が、クリームの延びが良く、さらっとした感じの使い心地です。
「アルテクリーム」は多少、「アルテナチュラル」に比べるとベタ付く感じがあるようです。両クリームとも医薬部外品となっており、お肌の敏感な方にも大丈夫なようにステロイド系の成分を含有しておりませんので安心してお使いいただけます。

赤ちゃんの皮膚のただれケアに。乳児の首のまわり・耳・頭・顔・背中・脇の下など様々な身体の部位の皮膚のただれにオススメです。
あせも、乳児湿疹ケアによもぎの保湿クリームアルテナチュラル。

© 2006 KOREG